ヒビスクスク

子育てのこと、主婦の趣味なんかについて。

息子を激オコしたから今日はうちに帰ってこないかも知れない

最近ゲームしすぎな息子に注意を重ねた上で激オコするに至った。息子は涙を流した後とても不機嫌。

 

そして不機嫌な息子は、友達と遊ぶ約束をしていたらしく、行ってきますも言わず出かけて行った。

 

 

 

・・・

普段帰ってくる時間を過ぎても帰ってこない…

 

まあ、そのうち帰ってくるだろうと思ってたけど、30分過ぎても帰ってこないし、外も暗くなってきて心配になってきた。

 

朝、激オコしたから、今日はうちには帰ってこないかもしれない。

 

 

別居中の夫は、うちから徒歩3分ほどのアパートに住んでいる。今日は激オコ、激ギレしたママ(わたし)に反抗して、私のいるこっちの家には帰らず、パパんちに行くかも。

 

夫がうちを出て行ったきっかけも、わたしの激オコ・激ギレのけんかだった。

けんかの原因は大したことじゃなかったけど、自分で言うのもなんだけどあたしはキレたら手がつけられない。

 

あのケンカの時も、なんかやたらけちょんけちょんに言いまかせた気がする。夫のことを。

 

 

キレる自分が嫌いだった。キレないように落ち着いて話そうと思っても、着火すると自分でもコントロールが効かなくなる。そんな自分が嫌だった。

 

そんなあたしに嫌気が差して、夫は出て行ったのだろう。同じように、息子も、帰ってこないかもしれない。

 

 

 

そんなことを思っていると

 

 

「ただいまー」

 

 

と、ふつーに息子が帰ってきた。

 

友達との遊びが盛り上がって遅くなっちゃったらしい。とても楽しかったとふつーに話してくる息子。

 

外も暗いし心配するからあまり遅くならないように、遅くなる時は連絡してほしい

 

そんなことを話しながら、

 

ああ、あたし、この子に受け入れられてるんだなぁー

 

と心がじんわりしたのだった。

 

 

 

 

豚汁

わたしがこの世で一番好きな食べ物は豚汁である。とりわけ母が作った豚汁は世界一おいしい。とはいえ、豚汁は誰が作ったものでも大概とてもおいしい。

 

昔オーストラリアにワーキングホリデービザで滞在していた頃、同じ宿に泊まっていた日本人の友人たちと、好きな食べ物の話になった。もちろんわたしの答えは豚汁。

 

まったくなんの期待も予測もしてなかったのだが、数日後のわたしの誕生日に、友人たちはケーキと豚汁を振る舞って祝ってくれた。

 

味噌やら白菜やらネギやら豆腐やら、当時のパースでは揃えるのが大変な食材も多かったろうに、、、と大変感動していただいた。

 

 

今は別居している夫とまだ付き合っていた頃、彼もわたしの誕生日に豚汁を作ってくれた。わたしが日頃から、母の豚汁が世界で一番おいしいといい続けていたからか

 

おいしい、おいしいと食べるわたしに、及び腰で「お母さんの豚汁とどっちがおいしい?」と聞いてくるから、答えにすごく困った。

 

母の世界一の豚汁の地位は揺るがないものだったけど、そこはあえて言わず、この豚汁がすごくおいしくて、大変うれしい、というようなことを話した気がする。

 

また夫に豚汁を作ってほしいなーとか思うことも、あの頃はまだ仲が良かったのかーなどと感傷に浸ることもないけど、

 

なんか人生であのことを経験できたのはとても良いことのように思う。

 

 

 

ずいぶんと寒くなってきて

母が豚汁を作ってくれた。

 

やっぱり母の豚汁は

世界一おいしい。

 

 

昨日上司に激オコされたから今日カフェには行けない友達の話

あの日は今日みたいに晴天の秋の日だった。

あまりにも天気がいいので、ドライブがてらちょっと遠いけどいい感じの大好きなカフェに行こう♡とウキウキ準備をはじめた。

 

すると、仲のいい友人からLINEが来て、なんと今日仕事休みだっつーのよ。

 

えーじゃあ、あすこのカフェ一緒に行こうよ!

 

と、同じくカフェ好きの彼女を誘うもなんか歯切れが悪い。えーなに歯切れ悪いフリしてんの!こんなオファー、二つ返事で行くっしょ!!

 

と、歯切れの悪い彼女の歯切れの悪さをほとんど無視して、家まで迎えに行ってカフェに向かった。

 

もうアホほどくだらねー話でドライブ中ずっと盛り上がり、カフェの超絶好きな雰囲気にまったりし、おいしいコーヒーとケーキをうっとりしながら食し、もうやたら満足。

 

カフェでもわたしたちのアホみてーな雑談はとどまることを知らず、腹かかえて目が開けれないくらい笑いまくる。たのしい。

 

たのしいねー!

 

と話していると、その彼女が、

 

実は昨日仕事で失敗して、

上司に激オコされたんだと言う。

 

 

その上司っつーのが、その子の片想いのお相手だったりして、恋が絡む特有の面倒くささも手伝ってやたら落ち込んでたんだって。もう、どんっべこみしてたと。

 

そんなもんだから、

今日カフェに行ってこんなに楽しんじゃダメだと思ってた。

 

とかゆーわけ。

 

え?

 

は??

 

ど、どゆこと?????

 

 

むしろそんな時だからこそ気分転換してたのしむでそ!!!!!!

 

てか激オコされたのと今日カフェ行くの全然関係なくない?!?!

 

 

と、あたしはメガトン級の疑問符を彼女に投げつけた。投げつけたった。謎でしかねーよその思考回路。

 

 

と、

本気でメガトン級の疑問符だったんだけど

 

だけどよ

 

こんっなわかりやすい事例じゃないにしろ

案外とこーゆーよーなことって

やっちまってんの。やってんのよ。。。自分も。

 

 

例えば

 

学校から電話かかってきた

→やべーなんかやらかしたかうちの子。

 

とか。

 

旦那がお皿洗ってる

→あたしがさっさと洗わないから呆れてる

もしくは怒ってる

 

とか。

 

 

なんかなんてことないけど、

起こったことと、それについての反応?

感情?を自動的に結びつけている。

 

そしてそんなことに全く気付くことなく

日々過ごしている。

 

 

ほんで大概そんなに気持ちのいいような反応とか感情でもない。大抵、イライラしたり、落ち込んだり、気分が悪くなるようにことを進めてる。自分で。

 

 

ほんと、やめよ。

あたしゃー幸せに暮らしたいだけなんだよ。

 

 

 

カラスに気を送る

秋も終わりそう。

 

今日はゴミの日。そーゆーとこも多いでしょうけど、うちのごみ収集場にもカラスがやってきてゴミをつつき散らかしています。

 

角を曲がって道の突き当たりがゴミ収集場なんどけど、角を曲がった瞬間にカラスがゴミ漁ってるのがすぐ見える。

 

そして、かなりら近づかないとカラス逃げない。

 

かなり近づくと、すぐわきの電信柱の上に逃げるんだけど

 

去ろうというそぶりを見せるだけですぐ降りてくる。なめられとる。なめられとりますがな。

 

なのであたしは用も済んでるのにごみ収集場に居座ります。ぼーっと突っ立ってます。

 

流石に誰か他の人がゴミ捨てに来たらば帰りますけど。帰りますけどーと見せかけて、その人が去ったらまた戻ります。

 

みたいなことを時間がある時はしてる。

 

でも最近

カラスに気を送って見たんですよ。

 

あたし、気功の伝授受けてね、気功が使えるようになったんだけど、それをカラスに送るわけ。はぁーーーーーー!!つって。

 

そうすると、カラスが少し遠くの電柱に移動するのよ。

 

でもまだ見える範囲だしどーせお前すぐ戻ってくるんだろ、あたしが去ったら。と思って、さらにその少し遠い電柱にあるカラスに

 

はぁーーーーーーー!!!!

 

つって気を送ると、今度は見えない所まで飛んでゆくのです。これ今まで3〜4回やってるけど、毎回同じように見えない所まで飛んでゆく。だから気が届いてるんだと勝手に思ってる。

 

 

これはカラスに手をかざすので、誰かの目がある時は流石にできない。

 

すごく変な人だと思われると思う。見られたら。だから細心の注意はらってやってます。

 

 

まーカラスも生きるのに大変かもしれないけど、ほんとゴミ荒らされんのは困る。

 

 

スイスの山々への憧れとか

夫と別居することになる一年前ほどくらいから、ここにいてはいけない、このままではいけない、というようなぼんやりとした焦燥感に駆りに駆られ

 

随分なんとか講座とかなんとかセッションとかを受けたりしていた。

 

ただ現実逃避したかったのだろうと言えばそれまでなんだけど、えもしれぬ不安に取りつかれて心落ち着けることがなかなかなく、居心地の悪い期間を過ごした。

 

 

それから夫がうちを出て行って、

あの不安な日々からもう5年くらい経つ。

 

別居前の一年間の、なんとも言えない

ここが居場所じゃない不安感は、「そういえば」と思い出すくらいなのでずっと姿をくらませていたのだと思う。

 

それが、

ここにきて最近ふとまたあの感覚を感じることがある。

 

 

どこか行かなくてはいけないところがあるような気がするのだけど、それはぼんやりとしすぎていて輪郭を捉えられず、日々の生活の中に埋もれていってしまう。

 

ふと忙しさが引いたときにその感覚がやってきたことを思い出すけれど、その時にはリアルに感じることもなく、

 

あー、あの感じ、別居前もあったなー

 

とぼんやり思い出す。

 

もうなにもかにもぼんやりしすぎ。

 

 

現実逃避したいほど現実に何があるわけでもないんだけど、海外に行きたい気持ちは強まっている。とりわけスイスの山々に魅了されています。あの険しい山肌に、穏やかに流れる川と可愛らしいお家の数々、みたいなスイスの村の写真をインスタで見ては、スイスの山々への思いを募らせている。

 

わたしがあまりにもスイスの山々の投稿にいいねしたり保存したりしているので、優秀なAI様が、あんたもしやこれも好きなんじゃない??と表示してくるようになったのが

 

キルギスの山々である。

 

キルギスなんて、国名ということもギリギリ認識してる程度でどこらへんにあるのかもわからなかった程だったけど

 

今やキルギスに行ってみたくてしようがない。

 

インドとかネパールとかカザフスタンとかパキスタンとかのあたりの国で

 

スイスの山々とは少し趣が違うものの、険しい山肌の麓には、色とりどりの可愛いお家が並んでいる村などがあったりする。かわいい。

 

またあまりにもインスタでキルギスの山々見すぎて、ついには夢にまで出てきた。

 

 

なんやらあたしは一家でキルギスに移住したらしい。(夢の中で)

 

長男はキルギスの娘と結婚し

二男はキルギスでなんかの職人になって

娘は然るべき時が来たら嫁に欲しいという透明な瞳のキルギスの青年をつかまえとる

 

そしてあたしは特にときめきもしない

キルギス人のおっさんと

石鹸を量り売りしながら暮らしていた。

 

 

なにかに縛られることなく

日々の小さな幸せに浸って暮らしていた。

 

素朴だなぁ

とか思いながら目を覚ました。

 

 

 

それでいいんだなー

なんてぼんやり思いながらこれ書いてます。

 

 

キルギス行きたい。

 

 

 

 

ガソリンいれに行ったら

少し遠くまで行くのでガソリンいれてから行こうと思って、いつものガソスタ行ったら割と混んでて

 

どこがあくかなーと待っていたら、終わりそーなとこのうしろに、あたしより後から来た車がブインて着いたのよ。

 

えー!!!そらないでしょーーー

 

とは思うけど、いつものあたしならプリプリしつつもそのまま次のとこ待つ。

 

もー!!なくない?!あれは!

とか1人で言いながら。

 

 

しかし

なぜか今日のあたいは違った。

 

 

なんかしらゆうたらな気が済まん!!てモードだったの。なんでか知らんけど…

 

でもまーふつーにめんどくせーし、どーゆー人だかわからないから多少怖いじゃないすか。(ビビリなんです)

 

でも今日のあたいは

ずっと車を降り、順番抜かしした車の脇に行って、

 

「先に待ってたんですけど…」

 

と言った。

 

ビビりながら。

 

 

そしたら、運転手さん、

 

あー、じゃあ

 

とか言って車を動かそうとする!

速やかに!

可及的速やかに!

 

 

え…??

そんなスムーズなの?!

と半ば肩透かしにあったように

 

すみませーん

 

とか言いながら自分の車に戻って

前の人が終わりゆくレーンに入る。

 

可及的速やかにガソリンを入れつつ、

わたしは気が気じゃなかった。

 

 

え、、、なんかあたし、

心狭かったかしら…

あの人悪気あって抜かしたとかでもないっぽいし…

 

などとの思いが出てきてやたら焦る・苦笑

 

 

なんか、

抜かしやがって!!

と息巻いていた感情が行き場をなくして

やたら申し訳なさに包まれる。。。

 

 

ガソリンを入れ終わり、

わたしの後ろに並んでいた先ほどの運転手様に、どうにかわたしのこの拙い想いをお伝えしたく、でも特にお話しできるわけでもなく

 

すみませんー!ありがとうございます!の思いを込めてお辞儀をすると

 

手で、はいよはいよーみたいなジェスチャーをしてくれた。(あれなんてゆーの?あのジェスチャー)

 

 

なんか

すごくありがとうと申し訳なさが押し寄せて、なんとも言えないような気持ちになった。

 

 

 

あとから少し考えて、

なんかあたしは自分のものを奪われたような感覚になって、闘争モードになってたかもなと思った。

 

相手の運転手さんは、多分抜かしてやろうとか小狡いこと考えてもなかったのかも。(後ろからも並んでる車が続々来てて、道路にはみ出しそうだったし、あたしも空きそうな所に寄せてなかったし)

 

あたしの闘争モードは、相手の運転手さんの平和モードに見事にいなされた。もし嫌な思いさせてしまってたらやだなー。でも最後のはいよはいよーのジェスチャーで暖かく終わってくれてほんと感謝。

 

 

プリプリしちゃったけど

意外に世界は優しいなーと実感した今日だった。